安心・安全の取り組み
トレーサビリティについて
牛肉トレーサビリティ法(正式名称:牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する法律)に基づき、国内で生まれた牛全頭と輸入されてきた牛1頭1頭を個体識別番号10桁で管理することにより、牛の生産・流通の履歴情報を把握できるようになりました。
この制度によって誰もが、個体識別番号をもとに牛の出生年月日や生産者、種別などの情報を得ることができます。
トレーサビリティの目的
疾病などが発生した場合、個体識別番号に基づき、育成履歴や流通履歴をさかのぼることによって、その牛の同居牛や餌を即座に特定することができます。
出生から流通、と畜までの育成履歴や流通履歴をデータとして蓄積することにより、個体の偽装を防止します。
HACCP対応
従来、食品の製造業者は食品が安全であることを確認する為に、最終製品についてロット毎に微生物の検査を実施しており、その結果が判明してから製品を出荷してきました。
この方法では、食品が安全であることの信頼を高める為にロット毎のサンプル数を増やす必要がありますが、同時に検査にかかるコストが増大することや、検査しなかった製品の安全性を必ずしも保障するものではないことなどから限界がありました。
そこで、新しい食品の衛生管理の方法としてHACCPが取り入れられています。
HACCPとは「Hazard Analysis Critical Control Points」の頭文字をとったもので、日本では一般的に「危害分析重要管理点」と訳されています。
最終製品の検査に重点をおいた従来の管理方法とは異なり、危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定し重点的に管理・記録する方法です。また、発生する可能性のある危害要因について対策を取り、解決をすることで危害を未然に防止します。
当社はHACCPシステムをISOに取り入れることにより、継続的なシステムの維持・管理を可能にし、安全で衛生的な良質の食肉を提供してまいります。
ISO認証取得
食品安全マネジメントシステム
当社は、平成29年9月に「ISO22000:2005」を認証取得いたしました。
世界レベルの食品安全マネジメントシステムを確立し、消費者の皆様に安全で高品質な食肉を お届けします。また、同時にISO22000の取得によりHACCPシステムを導入認証しました。
これにより危害要因を分析し連続的な管理を行い、安全を確保していきます。これからも安全で衛生的な良質の食肉を継続的に提供してまいります。
認証登録番号 | 12191705001 |
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登録者 | 佐世保食肉センター株式会社 |
適用規格 | ISO 22000:2018 |
初回登録日 | 2017年9月22日 |
有効期限 |
2023年9月21日 |
認証登録範囲 | 牛・豚のと畜及び解体、内臓肉処理、部分肉加工 |
認証機関 | インターテック・サーティフィケーション株式会社 |
ISO22000とは・・・
国際標準化機構の略称で、電気分野を除く工業分野の国際的な標準規格を策定するため、スイスのジュネーブに本部を置く非政府組織として、1947年に設立されました。
ISO22000規格は、安全な食品を製造、流通、販売するために、HACCPシステムの手法とISO9001(品質管理システム)を基礎としたマネジメントシステムとして運用するために要求される事柄を規定した国際規格です。
品質マネジメントシステム
当社は、平成21年3月「ISO9001:2008」認証取得いたしました。(その後、ISO9001:2015」に更新)
世界レベルの品質システム保証が実現され、消費者の皆様に安全で高品質な食肉をお届けします。また、当社独自にHACCPシステムをISOに取り入れることにより、継続的なシステムの維持・管理を可能にし、安全で衛生的な良質の食肉を継続的に提供してまいります。
登録認証番号 | 05766 |
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登録者 | 佐世保食肉センター株式会社 |
適用規格 | ISO 9001:2015 |
初回取得年月日 | 2009年3月12日 |
有効期限 | 2023年3月20日 |
認証登録範囲 | 生体搬入・と畜・解体・製造、卸売、販売 |
認証機関 | インターテック・サーティフィケーション株式会社 |
ISO9001とは・・・
国際標準化機構の略称で、電気分野を除く工業分野の国際的な標準規格を策定するため、スイスのジュネーブに本部を置く非政府組織として、1947年に設立されました。
ISO9001規格は、品質保証と顧客満足の向上を目指すために必要な仕組み(品質管理システム)に要求される事柄を規定した国際規格で、1987年にISOにより制定されました。